a/anとtheの違いを学ぼう

a/anとtheとは?

a/anとtheとは、「冠詞」という文法です。
日本語だと、馴染みは無いですよね。
冠詞とはどういうものかというと、名詞(人・物・事)の前に付けて、
特定するものを表す表現で、数の前にもつけて使います。
皆さんはa catとthe catを使い分けることは出来ますか?
今回はその仕組みをご紹介いたします。

数えられる名詞と数えられない名詞

まず名詞には、数えられる名詞と数えられない名詞があります。
数えられる名詞とは、1・2・3…と数えられるものを指します。
例えば本や犬、友達などです。
反対に数えられない名詞とは、塩、砂、水など、液体であったり、
1粒2粒3粒といちいち数えないものを指します。
形が明確にあるものが、数えられる名詞で、
液体のような形が不明確な物を、数えられない名詞と分けることが出来ます。

a/an

a/anは、数えられる名詞が、単数の時に使います。1つということですね。
使い方としては、その名詞の前に付けて使います。
また文章で書くと難しいのですが、その名詞が特定していない場合にも、
名詞の前にa/anが使われるというルールがあります。

まずは名詞が単数の場合の使い方ですが、
・a book (一冊の)本
・a dog (一匹の)犬

次に、名詞が特定していない場合ですが、
<例>
(特定しない)写真を撮ることが好きと言うとき。
I like taking a picture.

また、後ろに来る名詞の頭のスペルが”a i u e o “の場合のみ、
冠詞は”a”ではなく、”an”を付けるというルールがあります。
・ an apple (一つの)林檎
・ an egg (一つの)卵

the

a/anは数えられる名詞が1つの時で、その名詞が特定されていない場合に用いられるのですが、
それに対してtheは数えられる名詞、数えられない名詞、単数、複数に関係なく、
聞き手と話し手の間で一つの特定できる名詞を指す場合、その名詞の前に用います。
・the apple (特定された一つの)林檎
・the eggs (特定された複数の)卵
複数にも使うんですね。

例で見てみましょう。
<例①>
面接室に一つしかない椅子を面接官が指を指して、
Please sit down the chair.
その椅子に座って下さい。
→面接官と聞き手は、お互いどの椅子のことか分かっている。

<例②>
iPhone10の話を以前したことがあり、買ったことを報告するとき、
I bought the phone last Sunday.
あの電話を先週の日曜日に買ったよ。
→話し手と聞き手は、以前電話の話をしていたので、どの電話を指すのかお互い分かっている。
こんなシチュエーションで考えると分かりやすいですね。

a/anとthe を使い分けよう!

簡単な覚え方としては、
a/anは特定されていない名詞の場合、
theは特定されている名詞の場合です。

a/anとtheは物語の中でも使い分けられているんですよ。
<例>
①Once upon a time, there was a poor girl.
(むかし、むかし貧乏な少女がいました。)
②The girl always helped her mother so she was called “hard worker” by people.
(その少女はいつも母親の手伝いをしていたので、人々からは「働き者」と呼ばれていました。)<解説>
①では、読み手と作者の間で特定されていない少女の登場のためaが使われています。
②では、①で読み手に認識された同じ少女がもう一度登場したので、theが使われています。

今回紹介した内容は中学で習う内容です。
a/anとtheの違いは英会話をする上で、重要度は高くありません。
例えると、外国の方が日本語を話していて、こちらは理解出来るけれど、
「は」「が」「を」が少し間違っているな~というレベルと同じです。
しかし、aとtheの違いを明確に知ることで、正確に英会話を使うためのステップアップだと考えるとないがしろには出来ないですね!
何回も英会話を話さないと、自然に話せるようにはなかなかなりません。
たくさん英会話を話すことが出来るエブリトークで、是非スキルアップしてくださいね。